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伊勢海老

伊勢海老のプロフェッショナルになるために、日々勉強! 伊勢海老は生まれた一年間はプランクトン(海老の形もしてません)として太平洋の真ん中で浮遊生活をし(25回程度脱皮して3センチになる)、その後、泳げるように変態して2週間で沿岸にたどり着きます。(餌を食べずに、120キロ以上も泳ぎ続けて移動する)それから稚エビになり、三年間で約16~17センチに成長する。また寿命は20年とも言われる。この成長の遅さと長い生命力が伊勢海老の神秘である。 ファイル 2436-1.jpg ファイル 2436-2.jpg ファイル 2436-3.jpg 志摩市に伊勢海老を飼っている方がいるとご紹介頂いて、お話を伺ってきました。正しい海水と成長力の高い伊勢海老の条件が揃うと、脱皮する回数は多くなり、成長するという貴重な情報を得ることが出来ました。逆に近年は温暖化による二酸化炭素排出のために、海洋酸性化が進み深刻な海洋生物の激減へとつながっているそうです。ゆえに伊勢海老の脱皮の回数は減り、成長も進まないと懸念されています。 ファイル 2436-4.jpg 自然環境の保護にも熱心に取り組んでおられています。消費することしか考えずに今に至ったつけはこれから大きな代償として覚悟しなければなりませんし、地球があっての人類であることを忘れてはなりません。
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