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常若伊勢海老

昨日、父が肝臓がんのカテーテルの手術をしました。15年前に初めて手術してから5回目かな? 今回は付き添いもなしで・・・ 当日に父から電話があって誰が来てくれるのかと? みんな忙しいから誰もいけないと母が言う。先生がついてくれるから大丈夫と・・・それは当たり前だし(笑) 家族の方も別に来なくてよろしいですよと先生も言う・・・ガンとは思えないやりとり (笑)  84歳の父はほんとに体が強くて、そして心臓、ハートが強い。今も酒が原因で再発することも承知でやめようともせずに飲み続けてる。スナックに呑みに行くこともある。先生曰く酒が水で、ガンが花。花に水をやって育ててるようなものだと・・・良い例え、わかりやすい。(笑) 姉も言う、あんたは酒を飲むために手術するのかと (笑) たしかに命のためではない、酒を飲むために治療している (笑) ほんとに笑うしかなくて父の生き方は伝説になるくらい凄い。人の寿命の番外編と生き様を見た。死なない人は死なないのだなあと。逆にガンになってもこんな幸せは人はいないと思うし、ある意味羨ましいし尊敬する。最後の最後まで思う存分に人生を謳歌するでしょう。それを見届けることが一番の親孝行かなと思っています。 また2週間ほど前の夜に94歳の元気な母の体調が急変して救急車を呼んだ事がありました。その時に母は死を覚悟したらしく僕に直接にお礼を言いたいと、一人部屋で苦しんでいる中必死で父のいる所まで出てきて僕を呼び出した。すぐに二階にかけつけると、”マサフミ ありがとう、ありがとう”100回以上もうろうとしながら大きな声で叫び続けました。姉と妻の名前も数回も叫びました。ただ父の名前は一度もなかった。大笑 ほんとに日頃から愛情をいっぱいもらっていますが、ここまで思ってくれているとは驚きましたね。有難かった。 原因は食物アレルギーによる呼吸不全だったようで翌日には大事に至らずに元気になったのです。父以上に母の生命力の強さは凄いのです。絶対に100歳までは生きてほしい。僕も100歳が最低目標なので、その雄姿を見届けたいのです。毎日に山あり谷ありで生きることが大変と言います。僕もその時になったら母の言っていることがよくわかるだろうなと感じます。 父母共にまだまだ長生きをして心の支えとして助けてもらいたい。本日は長文にて大変失礼しました。ありがとうございます。 ファイル 2169-1.jpg 3尾脱皮しましたー  今日も実り多き一日となりますように・・・・
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