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小禄商店 ころくさん

昨日は、仕込みと記録用の写真撮りに朝までかかりました。急な開店にも関わらずに、インバウンドのお客さまや常連様や新規様など、想定外の忙しい一日でした。ありがとうございました! ファイル 2632-1.jpg 開店一発目の注文は、握りの配達からでした。先代の黒石は、創業昭和41年、うどんをメインとした食堂から始まり、活魚割烹・寿司に展開していきました。地元客が9割9分で、寿司屋さんというイメージのお店でした。二代目の私が神戸の大学(法学部)を卒業後、東京は新宿歌舞伎町の料亭で2年間の修行後の25歳からお店に入り、現在に至ります。早いもので板場歴32年です。私の代では、ふぐ料理を活発化させていったので、ふぐ屋さんと言われます。近年のインターネットの普及に乗り、伊勢の料理屋では一番早くにHPを製作したのをきっかけに、観光客のお客様が訪れるようになりました。伊勢海老料理を追加して客単価は上がり、グイグイと集客も増していきました。現在は、伊勢海老専門店として、県外7で地元3の割合ぐらいい変わりました。さらに最新ではインバウンドが1割を超えるかの勢いにあります。 ファイル 2632-2.jpg 先日の沖縄で、国際通り近くの公設市場で良い八百屋さんを見つけてきました。観光客相手メインの仕事をされていない、地元の堅実な経営者さんです。早速に色々と送ってもらいましたよ。マンゴーにパイナップル、バナナ、島らっきょう、島にんにく。バナナは外国産としたものですが、純国産バナナもあるんですよ。もちろん希少、値段も少しだけ高い、でも甘味、食感、酸味とバランスが取れた抜群の美味しさだそうです(まだ青いので熟成中) ファイル 2632-3.jpg 沖縄果物の王様はやはりパイナップル、今回一番のお勧めにサンドルチェパインというレアな品種を提案頂きました。あとは、ピーチパインにポコットパイン。どれも美味しかったのですが、どんな美味しい果物でも食べ頃を間違えると、全然美味しくないですから、匂いを吟味してベストの時に食べるようにしています^^ 一棟缶は、宮古島産のもずくです。日本全国どこへでも出かけていきますが、遊びではありませんよー ・・・仕事でもありませんが。(笑)  それぞれの地域の優れものを探しに行っています。それとご縁もね^^ 旅の地で、美味しい物に出会えた時の感激は、貴重な思い出と共に料理人としての経験値を大きく向上させてくれるスパイスになるんです。僕にとっての旅は”発見”です!ねっ 那覇市の小禄商店さんお勧めです。是非注文してみてください。送料は2000円くらい追加ですが、飛行機乗ってきますものお安いものです。サンドルチェパイン・マンゴー・ぎんばなな食べてみてー   追伸 一日の一番目の仕事って大事で一日を左右するくらい実は重要なんです。考えれば、何でもスタートが大事。マラソンで、いきなり転んでからのスタートでは巻き返しが大変ですものね・・・そんなことで興味深々でしたが、それが握り寿司だったわけです。何でかなと不思議だったのですが・・・7月の休み中にまた能登の児童福祉施設に炊き出しにいくことになりまして、そのメニューが伊勢海老と寿司に決まったのです。子供達に、生魚の握りをお腹いっぱいにご馳走したいと思います。手巻き寿司を皆で作って楽しい時間を過ごします。 皆に、”炊き出し凄いね”と言われるんですが、店が長期休みでなかったら行く余裕はありませんし、まず一人では出来ない事です。家内や仲間が手伝ってくれてこそ実行できます。カッコつけて興味本位に一回行ってみようかというのも失礼だし、ボランティアというのはほんとに難しいです。次で3回目、ボランティア仲間も出来ましたので、無理をすることなく継続的な支援が出来ればなと考えています。私の周りの人からも協力したいとお声をかけていただきます。みんなのその優しい気持ちをもって行ってきますね。ありがとうございます。 
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