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東北一人旅 まとめ
おはようございますー 旅のまとめです。
一人で4日間も家を空けるなんて、何十年ぶりだろう・・・ 友達に電話してても、みんな羨ましいって。
俺も一人で旅してみたいって、みんな言ってました。
45歳といえば、仕事も家庭もプレイベート・人付き合いと、人生で一番忙しい時です。
それゆえに、充実している時を過ごしてはいるもの、時間に流され犠牲になっている事もたくさんあると思います。
自分だけの時間がなかったり、動きすぎて無理してて身体に病を生んでしまうこともあるでしょう。
そんな全部を含めて、人間は最大の敵”ストレス”と向き合って生きているのですね。
今回は、被災地を周って、震災後の様子を目で見てみたかった事が最大の目的でしたが、自分の心のリセットも大きな目標にしていました。
では、最大の犠牲者を生んだ石巻市の様子です。
最初に町を一望に見渡せる日和山公園。
津波が起きなかったら、海と町が見渡せる素晴らしい景色であったことでしょう。
石巻市内のがれき処理はかなり進んでいましたが、目に付かないところは手付かずだと聞きました。
津波は川を伝って押し寄せ、町を襲いました。
女川町 高台の病院から撮ったのですが、この高さでも津波に流されたと聞いて驚きました。 20メートルはあるでしょう。
この裏にもがれきの山が続いていました。
石巻の観光案内所で見つけました。 伊勢からこのようなメッセージが届けられていたのでした。
その場に立ってみたらどう感じるだろうか? 人生観が180度変わるのだろうか? なんて考えながら現場に入りました。
正直、何にも感じなかった・・・
まったく他人事・・・
人がいない空き地にしか見えなかった・・・
もう過去の話のように思ってしまった・・・
身内に犠牲者がいたり、知り合いに被災された方がいたら、思いや考えはまったく違うと思う。
逆に、目で見ていなかった方が自分で想像して、同情していた。
現実を見てみると、この後はどうすべきか? どうしたらよいのだろうと考える。
それが、報道などで耳にする、被災者・被災地を無視したやり方で進んでいってしまうという事なんだろうと思った。
復興を進めていく中での障害として、物と人の心との違いの大きさがありすぎる。
物を作るように、心は簡単に直らないし、傷が消える事はない。
世間の関心も薄れ、生活の保障とかも切れるこれからが大変だと、言っていました。
難しいことだけど、日本中がこの痛みを共有する事が一日も早い、物と心の復興につながっていけると感じました。
自分にできる事を良く考えて、力になりたいと決意しました。